* Eテレ(教育テレビ)番組「ハートネットTV」、夜8時放映。
   同番組、29日(水)の午後1時5分にも再放送される。
   反響も大きく、多くの方々から「とてもすばらしかった」、「感動した」などたくさんのメールや
  お電話を頂いた。感謝!!
   今から39年前、私が生まれた時の何の手がかりもなかった両親の時代とはずいぶん変
  わったのだと実感した。もっと早くダウン症についていくつかの手がかりがあって、情報も知っ
  ていたらと思うと胸がいっぱいだった。この番組が何かの情報になればと思った。
   私にこのような番組の出演の機会を与えて下さった福山様をはじめ、スタッフの皆様に心
  から感謝したい。 
 
Diary(想い出の記録)       Vol..17
  <2013・5月〜
 私の初めての体験ーNHK・Eテレ(教育テレビ)ハートネットTVスタジオ収録からー
2013・5月11日
 * NHK・Eテレ(教育テレビ)番組「ハートネットTV」の収録で東京へ。
   午前10時50分に鹿児島空港を出発。
   羽田空港に到着して東京駅に向かい、駅構内で遅い昼食を取る。
   この日は三菱一号館美術館・東京で「奇跡のクラーク・コレクションールノワールとフランス
  絵画の傑作ー」展があってなかには私の好きな印象派の絵も何点か展示されていた。夕方少
  し時間があったので、行ってみた。
   この日は週末・土曜日ということもあり、チケット売り場には行列ができていた。なんとか前へ前
  へと少し進むことはできたものの、足が棒になるほどだった。12日の収録のために疲れるといけない
  ので、駆け足ではあったが何点かモネの趣の違った絵を見ることができた。
収録を終えてほっとして
いる私たち(スタジオ出
口で)
* 川下(旧姓:大平)光代様との『ひかりの中で』・往復書簡(7月号)の原稿を大乗刊
 行部の大栗様に送る。
5月25日
5月22日
 午後12時にスタジオ入りして、メイクを初体験。
 1時に打ち合わせをして、2時半にスタジオへ。
 今までドキュメンタリー番組などでテレビ出演をしてきたが、スタジオでの収録は初めてで、慣れていな
いせいか緊張してカチンカチンになってしまう。今回は特に突然の体調の変化に遭い、それでも新型の出
生前診断への私の思いをなんとか話すことができた。
 熱いスポットライトの中で頭の中が真っ白になってしまったが、お茶の水大学(以前京都大学におら
れた)の沼部先生が支えて下さってとても心強く思った。
 ハートネットTVの司会の山田アナウンサーは私と同世代で、話すのがゆっくりな私にとても優しく対
応して下さって安心して質問に答えることができた。
5月13日
* 重責を果たした私の目に東京の街がどう映るか見てみたいと思い、東京スカイツリーに初
 めて行った。
  受付からスカイツリーに上るエレベーターまで、長い行列ができていた。Oh no!これで
 は帰りの飛行機には間に合わない!一時はどうするか迷ったが、途中からでも見えると思い、
 350メートルのところから見ることにした。
  最初はビルばかりで怖いイメージを持っていたが、そんな東京の街が一味違う輝きを放っ
 ていてきれいだった。私には何よりのプレゼントとなった。
 NHK制作局:第一制作センター・文化福祉部の福山様が予約して下さったホテルユニゾに一泊。
 新型の出生前診断についての日本とアメリカの実情と課題だったが、スタジオでアメリカの様子を
VTRで見ながらダウン症者本人としての自分自身がその場にいることにはっと気づかされた。
 収録を通して私自身もいろんなことをたくさん学ぶことができた。まだまだ伝えきれていないことがたくさ
んあると思うが、これからもこの問題について反対の立場で講演活動に活かしていきたいと思う。

 スタジオ内で水戸川さんと久しぶりにお会いすることができた。
 夜、都内のショッピングモールみたいな所の中のレストランで信州大学医学部保健学科の玉井
眞理子先生を囲んで夕食。楽しいひとときだった。
収録中の山田アナウンサーと沼部
先生とご一緒に

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* 私の往復書簡が大乗刊行部「大乗」(7月号)に掲載。
  
6月30日
 5月12日
 
* アメリカ取材で出張中の福山様の帰国がボストンで起きた爆破テロの影響で2日ずれて
  しまい、2日遅れの収録。私は「出生前検査は何をもたらすのか」1日目に沼部先生と出演
* 大栗様より「大乗」(7月号)が届く。
7月3日